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2013年6月12日 (水)

科学は宗教ではない、

【復刻】僕にとって今回の原発事故は再度の敗戦に等しい。
今回の一件にしろ、第二次世界大戦当時の集団ヒステリアと大差ないのではないのか、以前から考えていたのだが、科学そのものが一種の宗教のようなものだと言う事で、科学を過信してる学者が如何に多いかということである。

今回の原発事故で再度考える機会を与えられたが、今はっきりしたことは、戦後天皇の人間宣言と共に拠り所を失った日本人にとって科学そのものが宗教化していたのじゃないかという事である。
フリーメーソンの起草による日本国憲法の前文に「人類の普遍的原理」とあるが、日本にはこの普遍性追究姿勢が欠如している、つまり、日本には「国是」が無いに等しいのである。
そこで登場したのがアメリカ産のプラグマティズムであり、第二次大戦で優秀な人材を失い残っ二番手の学者共(我が父親を含む)がこぞってこのプラグマティズム所謂「科学教」に入信したみたいなものである。
これを聖俗未分離、当たるも八卦、当たらぬも八卦、一か八かのホーリズムと呼ばないでなんと呼べばよいのだろうか。
こうしてみると、科学一辺倒の時代に育った僕が、受けた教育と社会との齟齬に如何に振り回されたのか納得が行く。
実は今回の東日本大震災の引き起こした原発騒ぎでこれ以上の追究がもう無駄なのではないのかと思い始めた。
前述の渡辺東大名誉教授の『科学史事始』以来日本の特異体質の更なる追究は止めたものの、国際個人学研究所なんてのをネットに立ち上げ、スティッカムで配信まで始めて、自分の考えを発信し続けたが、馬耳東風、特に2chなんてのは日本の世間の典型であり、匿名でたたかれ続けるのが落ちである。
先ずは個の確立をして、内なる神を見出す事なんて悠長な事を言っている場合じゃない、近代文明が一神論の背景がなければ機能しない事を忘れるところだった。
少なくとも科学というものは真実が真っ先に来なくては行けない、真実なんて二の次で先ずは美意識からなんてお格好つけてる日本人には所詮無理なのだ。
2chとかけてなんと解く、放射能と解く、その心は、見えない敵、、なんて冗談言っている場合ではない。
以前バブル全盛の頃、「パールハーバーで失敗したので、今回はハワイを買おうとしている日本人」なんて冗談を飛ばし、ハワイのイミグレーションで「今回の渡布目的は」なんて訊かると、「ハワイを買いに来た」なんて言ってオフィサーと大笑いした記憶が懐かしい、まさにリメンバーパールハーバーである。 (これは2011年4月11日の日記の復刻である。)

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